オールブラックスの試合は最後に観たい。
先週末の土曜、Jスポーツはラグビー祭でしたね。
オールブラックス戦を皮切りに、ボクス戦、ロシア戦、スコットランド戦と盛りだくさんでしたが、思うに、最初にオールブラックスの試合を観てしまうのは、ちょっとダメですよね・・・。
というのも、オールブラックスのラグビーがスピーディなうえ、プレイが切れることなくセットプレイでもダラダラしないので、他の試合がたるくなってしまうんですよね・・・。
特にこの試合、ワラビーズを完封するなんて、やはり格が違いますよね。
それぞれのスタッツをみてもスコア差ほどかけ離れたものではないですし、なんだったらダンコールズがシンビンもらったことを考えると、逆のスコアくでもおかしくないにも関わらず、この結果ですから。
前回、いまいちだったアーディとアントンレイナートブラウンが大活躍するあたり、その強さを証明していますし、やっぱりここぞというときにソニービルが活躍しますよね。 個人的には、12番にはソニービルか、クロッティ、13番にはグッドヒュー、レイナート ブラウンでいいのではないかと思います。 とはいえ、全体的まだまだ規律の問題はあるんですけどね・・・。 (コールズ、ニックホワイトをぶん投げたらダメでしょ??勝っているのになぜぶん投げる?)
しかしこの結果を見ると、ウイングはセブリースとジョージブリッジのクルセイダーズコンビでいいような気がしますね。 リーコは攻撃力が売りだったにも関わらず、今シーズンはブルーズでもいまいちでしたし、ディフェンス面での課題が多そうですし、その点セブリーズは、あのサイズにも関わらずディフェンスは強いですし、なんといってもスピードと強さ、両方を兼ね揃えていますよね。
心配だったモウンガの怪我ですけど、大事に至らず、最後の強化試合となるトンガ戦には欠場するかもしれないということですから、ひょっとするとここで第3のSOを試すかもしれませんよね。
何よりの収穫は、パトリック・トゥイプロトゥではないでしょうか。 レタリックの怪我、スコットバレットのレッドカードと、一気にロックが手薄になってきたオールブラックスの中で、トゥイプロトゥが地味にフィットしてきているような気がしますし、多分、最終スコッドに残るのではないでしょうかね。
ワラビーズに関して言えば、やっぱりフーパーはいいですねぇ。 あれだけ惨敗模様の中でも、ひたすら動きますし、諦めるということをしませんね。
もちろん、他の選手が諦めていたというわけではありませんが、フーパーはいかなる状況においても一定のクオリティを崩しませんよね。 後半なんて、チーム関係なく、フーパーを応援してしまいましたからね。
解説でも言ってましたけど、オールブラックス相手に2週連続して勝つことなんて、かなり難しいのでしょうね。