トップリーグ2021(2020年度)の概要
まずは、トップリーグ参加の16チームを2組に分け各8チームで第1ステージを戦うのだそうです。
レッドカンファレンス
ホワイトカンファレンス
この組み分けについては、2019度での最終順位が決定しなかったということで、2018年度の最終順位に基づいてバンドを決められたようですが、こうやってみると、比較的サントリーは楽なグループに入りましたね。
ホワイトカンファレンスに入った、コベルコ、ヤマハ、パナソニックというのはなかなか厳しいグループですよね。
この第1ステージが終わった後、その順位によって16チームを4つのグループにわけるようで、そこにトップチャレンジリーグの9チームから上位4チームが加わり、第2ステージが行われ、各組上位チームによるトーナメントが開催されるようです。
ちなみに開幕節は以下のようになっています。
1月16日
- 東芝VSNTTコミュニケーションズ(12時・秩父宮)
- クボタVS三菱重工相模原(13時・江戸川)
- トヨタ自動車VSサントリー(13時・豊田ス)
- 日野VSNTTドコモ(14時・花園)
- 神戸製鋼VSヤマハ発動機(14時・ノエスタ)
1月17日
その他の日程 いきなり、コベルコとヤマハかい!!!! かなり面白そうなカードですけど、これ時間帯をもっとズラせなかったもんですかね?
このパターンだと、ライブ中継を2試合しか見れませんね。 せめて、1日3試合はテレビで見れるようにしてくれれば良かったんですけどね。
あとできれば、金曜の夜も使って、3日で分散してくれたら良かったのですが、まぁ、開催してくれるだけでもありがたいと思わなければなりませんね。
いやー、楽しみだ!!!
ベンスミスとアーロンクルーデンまで!
日本のトップリーグは一体どうなってるんだ!!!
なんとなんと、神戸製鋼ラグビー部 コベルコスティーラーズにベン・スミスとアーロン・クルーデンが!!!
アンドリュー・エリスとダン・カーターが抜け、流石に1強体勢から、下手するとトップ4も怪しくなるのではないかと思っていたら、なんとなんと元オールブラックスが二人も加入。
しかしヘイデン・パーカーはなぜかどこにいっても、ワールドクラスのSOとのポジション争いをしなければならないんですね・・・。 しかも今度は山ちゃんにも強力なライバルですから、これまで以上に精進しなければなりませんね。
とはいえ、1月からのトップリーグの外国人枠ってどうなっているんでしょうね?
これまで通りだと日本以外の国代表歴のある選手の同時出場は2名までとなっているので、残念ながらコベルコの3人のオールブラックスきゃっパーである、レタリック、クルーデン、ベン・スミスの同時出場が不可能なわけで、ポジション的にベン・スミスが1番割りを食いそうですね。
しかし、ハーフ団、バックス陣は豪華になりますね。 主だったところでみると
- 9番・・・日和佐
- 10番・・・クルーデン、パーカー
- 11番・・・山下
- 12番・・・バックマン
- 13番・・・ラファエレ
- 14番・・・フレイザー、アタアタ
- 15番・・・ベン・スミス、山中
つよっ。
しかしこうなってくると、コベルコ、パナソニック、サントリー、ヤマハ、ヴェルブリッツ、クボタ、Nコム、東芝の8チームでリーグを作ったほうが面白そうですよね。
やっぱりラグビーの場合、ある程度力が拮抗していないと面白い試合になりませんし、逆を言えば、力が拮抗していれば、どんなレベルでも面白くなるでしょうからね。(力差がありすぎると逆に面白くないですからね、ラグビーは)
Nコムにレイドロー!!!
まさかまさかの日本のラグビー!
元スコットランド代表のグレッグ・レイドローがNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに加入するのだそうです!!!
いや、これ、まじで凄い。
つい最近、オールブラックスのボーデン・バレットがサントリーに加入で、これ以上驚くことはないだろうと思いきや、まさかレイドローがやってくるなんて!!!
しかも、Nコムというところがいいですよね。 というのも、Nコムは、マルコム・マークスやロス・アイザックなどが退団し、一気に弱体化が進み「ひょっとして新リーグになんかする気ない?」って思うくらい、補強していませんでしたから、心配だったんですよね。
しかし、どうしてどうして。 まさか1番手薄であったSHに世界レベルの選手を引っ張ってくるとは!!!
これで10番リアリーファノのとのハーフ団結成ともなると、一気に優勝まで狙えるチームにまで成長するのではないでしょうかね?
NTTコム自体、レイドローの加入で初のTL4強を目指すようですけど、金正奎、マフィ、ブリッツのいる3列は強力ですし、ショーン・ゲイツが完全復帰ともなれば、かなり強烈なメンバーが揃いますよ。 (トップリーグのロックは外国人選手が多いので、身長とパワーでロックが弱くなりそうですけど・・・。)
しかし、レイドロー、リアリーファノなんて豪華なハーフ団、他の国でもなかなか見ることはできませんよ。 これ、サントリー vs Nコムなんて席取れないんじゃないですか?
サントリーも元ハリケーンズコンビ(ジャッド・ボーデン)というハーフ団もありえますし、外国人枠をもっと緩くしたら、トップリーグがプチワールドカップになる可能性だってありますよね。 サントリー、よく見れば、ケレビとボーデンの組み合わせも見れるんですね!!! これ、スーパーラグビーでは絶対に見れないコンビですから、かなり貴重。
そう考えると、新しいラグビーのリーグは、他の世界ではなかなか一緒のチームになれないような選手を組み合わすことのできる、スペシャルなリーグになるといいですね!